profile

2004.8.3.  おかげさまで、沢山のお客様に見守られて、「Symfollies in concert Japan2000」は無事幕を閉じることが出来ました。

「クラシックコンサートは未就学、入場禁止」の鉄則を破り行われたコンサートに多くの方の御努力と御理解を頂きましたことを深く感謝いたします。

乳幼児の「おんぎゃああ」の大合唱や2歳3歳の子ども達が飽きてしまって会場を走り回ったり、を覚悟していた私は、子ども達があまりにも集中して聴いてくれいているのに驚きました。

反対にこの嬉しい誤算は、母として子どもの未知数の可能性を甘く見ていたという反省にもつながります。「子どもだからわからないだろうな」と思っている日常の数多くの事象に、反省の目を向けなければならないと思います。

それほどオーケストラの”生の音“というのは偉大で、今まで毎日CDで聴いていたクラシックの音楽もそれほど記憶しているとは見えなかった息子が、コンサートの翌日は、なんと演奏された「天国と地獄」や「軽騎兵」を鼻歌で歌っていたのです。

大人が聴いても圧倒されるスケールと舞台上の音だけが持つ緊張感は情緒豊かな小さい子どもにこそ聴かせてあげたいものだと改めて痛感いたしました。

また、ファンタジックで迫力ある映像も最高の効果を上げてくれました。オペラが総合芸術だとするなら、シンフォリーズは子どものための総合芸術といえるのではないかと思います。

「こどものためのコンサート」と言うものはあっても、フルオーケストラは中々お目にかかれませんし、ましてやオペラは大抵は未就学はだめですし、大丈夫だとしても他の方の目も気になって連れて行く勇気がでません。

でも、シンフォリーズのコンサートを見ていた子ども達は「五感」をフルに使っているのが良くわかりました。
こういう子どもにこそ総合芸術というものを体験させたい、と思います。シンフォリーズのコンサートがその一つの解決法になれば嬉しいと思います。

minako nagai


≪Symfollies in concertとは≫

「Symfollies」はベルギーで生まれた音楽番組です。
4分ほどのアニメーションにクラシック音楽だけの言葉のないエピソードを綴った番組で、ベルギーをはじめ15以上の国や地域でテレビ放映されています。
この番組のエピソードを用いてこの春にベルギーで初めてコンサートになりました。その模様はニュースにも大きく取り上げられるほど話題になり、この日本公演はSymfollies in concertとしては第二弾になります。

コンサート会場には巨大なスクリーンが置かれエピソードが映写されそれに合わせてフルオーケストラが生の音で音楽を演奏しました。そして、進行役がエピソードとエピソードの間に案内をする形で構成された全く新しい形のクラシックコンサートです。
コンサートの最後には子ども達が舞台に上がり指揮者に挑戦したり会場中に風船が降ってきたり、今までに無い試みに子ども達は大喜びでした。

≪会場の子ども達からの声≫

息子が朝起きてから『何処へ行く?』と聞いたら、『コンサートに行く!』なんて答えておりました。コンサート中も歩きまわったりするかとひやひやでしたが、夢中で鑑賞していました。あんなにじっと座っていることが奇跡でした。
またこういったコンサートが催されるといいなと思っております。何度でも観に行きたいと思えるコンサートでした!(開人君3歳)

最後はしーん、とするどころか会場が空っぽになるほど子供たちが舞台に上がってきて・・・。生オーケストラの音なんて親も久しぶりで嬉しかったです。
昨夜くりにシンフォリーズの流れ星のお話を見せていたら、最後のシーンでぽろぽろ涙を流しているのです!どうしたの?と聞くと、”おほしさまといっしょがいいの。くりちゃんもききゅうで(一緒に空に)いきたいの。”と言うのです。
子供は怖い、痛い、しかられた、など、直接的な要因でしか泣かないと思い込んでいたので驚いてしまいました。子供の感受性ってすごいですね!!(くりちゃん2歳半)

オリビアを生のクラッシックに触れさせる、全く理想的な場を提供して頂けて、本当に嬉しく思います。
今日誰かが言っていて初めて知ったのですが、普通は4歳からしかこういったコンサートには入れないそうですね。今日の2・3歳の子供達のキラキラした目を見たら、「な〜んだ、二歳からでも大丈夫なんだ!」と気付いてもらえると思うのだけれど・・・。
とにかく、目と耳の能力を最大限に使って、体が音楽を吸収しようとしているオリビアの姿に感動しました!(最初は暗くて恐いと言っていたけど、好奇心の方が勝った様子でした)(オリビアシュレンゼルちゃん 2歳9ヶ月)

内容も良かったですし、ちょうどいいタイミングに永井さんが登場してくださるので夏子も飽きることなく見ることが出来、3歳にしてオーケストラのコンサートを経験でき、夏の良い思い出になりました。(夏子ちゃん 3歳半)

瑛一郎はとても楽しかったようで「もっと聞きたかったな〜」と言ってました。本当に良く出来た企画ですね。
楽器の紹介も分かりやすく瑛でも良く分かったようです。生まれて始めてのコンサートが夢いっぱいで楽しかったのでこれからもきっと興味を持つでしょう。お友達もパイロットになるのが夢の4歳の男の子なのですがかなり指揮者にも興味持っていたようですよ。(瑛一郎君  3歳半)

あんなに素晴らしいモノを見せていただいてうれしかったです。
子供達も夢中になって見ていて、走り回ったりするのを覚悟していた私の予想を見事に裏切ってくれました。(ひなたちゃん3歳)